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お好み焼きとワインの相性の話

めっちゃ初歩的な話ですが。
お好み焼きとワインなんて・・・とワインを置き出した時に言われることが結構ありました。

ただ、豊中時代のパセミヤに来てくださるワイン関係の方々はもともとこの料理には何が合うだろう?もしくは自分なら何を合わせるだろうという発想が身についているということもあり楽しんでくださる方が多かったです。

社会や文化における料理の文脈を離れて、純粋に使用している素材で考えると、ベースはキャベツ、小麦粉、鶏卵ですし、具材も、豚肉や牛すじ、シーフードなどで、仕上げのソースや醤油、マヨネーズに至るまでワインと衝突する素材が無く、合わせ甲斐があると思っています。

ヨシヲ的には、ピンポイントで合わせるより、このデラウェアと合わせるとキャベツの風味が出てくるし、ソース単体だとこのガメイだけどマヨネーズをかけるとこっちのグルナッシュも面白いなとか、1対1ではなく料理に含まれる要素の構成の感じ方に変化をつけてくれる多対多の組み合わせをみんなで探るのを楽しんでもらえたらと思って色々提案するようにしています。
ペアリングではなくどちらかとえばキュレーション的な発想です。並べ方、組み合わせ方が変わると印象も変わる。

今だとグラスで、ペットナットが1種類、白(オレンジ含む)が4種類、赤が4種類を基本ご用意してて、ご予約状況によって別に開けたりもしています。
基本どれも相性を考えた上で開けているのでどれを選んでいただいても正解で、飲みたいもの、気になるものを飲んでもらえたらと考えています。

今だとグラスで、ペットナットが1種類、白(オレンジ含む)が4種類、赤が4種類を基本ご用意してて、ご予約状況によって別に開けたりもしています。
基本どれも相性を考えた上で開けているのでどれを選んでいただいても正解で、飲みたいもの、気になるものを飲んでもらえたらと考えています。

昨年からは日本ワインを中心にしているので、品種や産地が重ならないようにしている時と並べた時に違いがつかみやすいようにあえて同じまたは似た系統の品種をご用意している時もあります。
フジマルさんのデラウェアとベルウッドのデラウェアを並べたり、長野と山梨のメルローだったり、ヴェレゾンノートのエクスペリエンスとヴァンドラボッチのルージュを並べたりと。

日本ワイン中心にしてみてわかったのですが元々のお馴染みさんも日本ワインを飲んでおられる方が多く、先日も西天満時代から来ていただいてるお客様が余市に行ってきたということで盛り上がったり、カーブドッチやセイズファームに前に旅行で行きましたという方や、グレープ・リパブリックの収穫のお手伝いに行ったことがありますという方が居て違和感なく日本ワインを一緒に楽しんでくださるのが嬉しかったりと。

パセミヤの場合、おひとりで来られる方も多いのでグラスでいろいろと楽しんでもらえるのを念頭に置いています。
1〜2種類を置いている店は増えているのですが、複数種類をグラスで楽しめる店はまだまだ少ないのでもう少し幅広く楽しんでもらえるように品ぞろえを工夫していこうと思っています。

どんなワインが合うのだろう、どんな風味の体験が出来るのだろうと前のめりで食べて飲んで楽しんでもらえるような品ぞろえになるようにしていければなと考えています。

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