注目の産地である南アフリカの生産者が10月に来日します。
今回来日するのは、下記のクリスタルムとラール・ワイン
マスター・オブ・ワインのティム・アトキンによる201
輸入元であるラフィネさんの協力により、パセミヤにて生
◉ クリスタルム(ヘルマナス)
ピーター・アラン・フィンレイソン氏
◉ ラール・ワインズ(スワートランド)
ドノヴァン・ラール氏
南アフリカは、歴史的にヨーロッパとの結びつきが強く、
2004年に「生物多様性とワインのイニシアチブ」(B
多様性を保ちながら高品質のワインを造るための試みがな
この機会に是非、南アフリカワインに触れていただければ
さらに、今回料理は、現在発売中の雑誌「料理通信」に掲
あれやこれやあんなのもご用意しようかと鋭意打ち合わせ
皆様からのお申し込みお待ちしております。
なお会場の関係でお申し込みは30名様までとさせていた
お申し込みは、電話にてお願いします。
日時 2015/10/6(火)19時より
形式 立食
会費 1万円(料理・ワイン代込、税込)
会場 お好み焼パセミヤ
〒530-6103
大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル3階
tel.06-6225-7464
クリスタルム(ヘルマナス地方) Crystallum(Hermanus)
【詳細・歴史】
ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。
アンドリューとピーター・アラン兄弟は同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第三世代で、
伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立しました。
このエリアの冷涼な気候を生かしてブルゴーニュの品種であるシャルドネとピノ・ノワールに特化しており、2008年よりリリース。
年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。
【畑】
「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者からブドウを購入しています。
というのも、偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本だからです。
この哲学はセラー内でも徹底されており、ブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、
あらかじめ設定した結果を めざして手を加え加工しているわけではありません。
【醸造】
ピノ・ノワールは小さなステンレスのタンクで発酵され、ブルゴーニュの1か所の樽屋から購入したフレンチオーク樽で熟成させます。
この樽はわら梱貯蔵のセラーに11~16か月、瓶詰されるまで寝かせられます。
シャルドネは、全房でプレスされ、樽発酵し、その後瓶詰されるまで11か月そのままにしておきます。
全てのブドウは手摘みです。天然酵母使用。可能な限り不干渉主義でボトリングしていきます。
ラール・ワインズ(スワートランド) Rall Wines(Swartland)
【詳細・歴史】
2008年に若いドノヴァン・ラール氏が西ケープ州の中でも、カルトワインのメッカであるスワートランドに設立し運営しているワイナリーで、年産僅か6000本です。
手造りの赤白ワイン1種類ずつを地中海ブレンドで、極めてユニークで限りなく古い畑のブドウを使用し、極上のワインを少量造ることがモットーです。
【畑】
スワートランドやステレンボッシュのブドウ生産者と密接に仕事をし、適切に熟しバランスがとれた果実を確保すること重要
視しています。畑を選択するにあたって最も大切な要素は、土壌の質とブドウの樹齢です。現在のところ、この2つのワイン
には主にスワートランドの10か所の畑のブドウを使用しています。白には花崗岩ベース、赤には片岩ベースの畑です。
彼のポリシーである不干渉主義でワインを造るに当たって最も大切なことは、収量が少なく成長のバランスがよいフトウを
選ぶことです。こうしたブドウは、補酸もせず、天然酵母のみ使用して造られます。
【醸造】
白は、小さなバスケット・プレスで全房のままプレスし、最小限の澱とS02とともに樽に移します。発酵が自然に始まり、全体
的に澱とともに10か月間熟成させ、その後ブレンドし、瓶詰をします。
赤は全房のまま抽出は最小限に留めつつ、果皮とともに2か月おいておきます。その後、白ワインと同じバスケット・プレス
でプレスし、古いフレンチオーク樽に移し、22か月熟成させます。その後ブレンドし、瓶詰をします。