昨日のグラスワインなんですがやっぱりイタリアワイン多くなるなぁと。ここ数年はオーストラリアやNZも多いですが^^;昔、レストランで働いていた時は、フランス料理をベースとした店と言うことでワインは、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、ボルドー中心で、アルザス、ロワールがあり、ドイツ、スペイン、カリフォルニアやオーストラリアなどのニューワールド、イタリアが少しといった比率でした。今みたいにネットで情報が入手できる訳ではなく、本がメインの情報源で、品種の名前、産地の特色、各産地ごとの主たる生産者などを必死になって覚えようとしていました。
当時はフランスがAOCによる明晰かつ判明な制度もあり系統だって覚えやすかったのに対し、イタリアワインは、DOCGが9から13になるときで、DOC、IGTなど含めるとなんでもありな状況で勉強の仕方で戸惑いました。そのあとリストランテでもすこし働いたのですが、その店もシェフがワインへの造詣も深くいろいろと教えてもらえたのと堂島にあったイタリアンバルで飲ませてもらったイタリアワインがどれも素晴らしく、店主のイタリアワインへの愛情もありイタリアワインの世界にどっぷりはまるようになりました。あの店ほんとうに良かったです。スーパータスカンも地域色豊かで素朴な小規模の生産者のものも含めいろいろと飲ませてもらいました。
もう一軒、門戸厄神にあったイタリア料理店でも食べに行くと多彩なイタリアワインを堪能できのめり込みました。ワインも大事ですが扱う人や店も大事だなぁと思います。パセミヤの場合、店の規模もあるので幅広くいろいろ網羅的に置くのは難しいですが、その時その時で選んで置くようにしています。フランスとイタリアの比率で言うとイタリアワインが多いのは当時の経験があるんだと思います。ぜひいろいろとお試しください。
店で使うワインを選ぶ際に、自然派ワイン中心になったのはまた別のお話で。