現代日本料理「野菜炒め」考
久しぶりに引っ張り出して眺めてみた。現代日本料理「野菜炒め」考。私家版ともまた違う究極のコピー文庫で限定10部か15部くらいだったはずで著書のエンテツさんこと遠藤哲夫さんからかなり前に直接送って頂きましたが今読んでもやっぱり面白い。
江原恵さんからエンテツさんに流れた系譜をどなたか受け継いでくれないかなと切に願います。野菜炒めひとつ取ってもいろんな事につながる好例かと。江原恵さんによるきんぴらと野菜炒めのあいだにある断絶の指摘であったりとそこには今もなお手つかずの問題群があります。広義の野菜炒め(油と熱源と術の複合)とラーメンとカレーライスは現代の日本の食文化を考えるには外せない。料理の構造について考えるのはやっかいなのですが興味深いです。posted from Instagram