オレゴンのジ・アイリー・ヴィンヤーズが手がけるトゥルソー。
アイリーはピノ・ノワールの他にもピノ・グリやピノ・ムニエも手がけておりどれも秀逸。ただピノ・ムニエはフィロキセラにより植え替えをしたため最近では市場で見かけるのは稀です。
トゥルソーをアイリーが造っているのはロスト・アンド・ファウンドの濱本さんがアイリーのピノ・ムニエとトゥルソーでキュヴェ23という穏やかな味わいのワインを造られたことで知りました。
写真はトゥルソー単体。フランスのジュラ地方が有名ですが優しい飲み口とじんわりと広がる旨味でアイリーのトゥルソーもおすすめです。
今となってはワインを分類するときに人為的な境界線としての国や地域が必ずしも味わいを決定づけるわけではなく、場所を重要なファクターとしつつも、生産者、流通、メディア、僕たちのようなサービス、消費者など様々なカタチで類縁的に形成された多層なネットワークの中で思わぬところから思わぬワインが出てきているように思います。いろんなワイン(に限らずコーヒーやお茶なども)を楽しむことでまた別の繋がりが出来たりで世界が広がっているのがわかるのが楽しいです。
アメリカの生産者の場合はサスティナブルや環境保全など社会的な活動の一環としてのアプローチも多いのでヨーロッパの自然派やアナーキーでアンファンテリブルなオーストラリアの野生児とはまた少しスタイルが異なりますがどこかで見かけたらぜひ飲んでみてください。
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