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Broc Cellars カリフォルニアワインの新潮流

Broc Cellars

Broc Cellars カリフォルニアワインの新潮流

Broc Cellarsのワインをはじめて飲んだのはたぶんWinesshop FUJIMARUでの試飲会だったかと思います。まだパセミヤが西天満にあった時で、ちょうどワインダイヤモンズのワインも扱い始めた頃です。

新世界の自然派の造り手のワインとしてというより新しい世代の造り手たちによる従来のワイン造りに対する意思表示の同時代現象だと感じた瞬間でした。
産地がどこであるかももちろん重要ですが、生産者が世界に向かう姿勢であったり環境をどう考えているかワインとはなんであるかと考えているかが問われているのかなと。

時折、好きなワインはなんですか?とお客様に聞かれることがあるんですが、
いろんな味わいのワインがあるのが好きなんですと答えるようにしています。
個人的に好きな生産者があるのは確かですが、それも様々な生産者のスタイルとの相互連関性のなかで
前面に出てきようなものでその背景にはいろんなワインが控えています。

ブドウが栽培できる土地であるならどんな場所でも卓越したワインが出来る可能性があると思うと心が躍ります。

うちはお好み焼き屋という特性上、フランスワインでないととか特定の産地と結びつくイメージも無いのでどんな産地のワインでも遠慮無く使えることもありお客様が戸惑うほどいろんな国のワインを並べています。あえて混在させることで別の世界地図を浮かび上がらせることが出来ればと思っています。
もともと食文化が国籍に従属する必要はないと考えているのでどこの国のものかより別の属性で捉えています。

卓越したワインと書きましたが、評価は社会的な基準でもあって時代の嗜好が変われば求められるものも変化します。

カリフォルニアワインも例外ではなく
新しい生産者が出て来たり従来とは造りが変化している生産者がいます。

今回はブロックセラーズのクリスの来日イベントですが輸入元の富士インダストリーさんと相談し、ブロックセラーズのアイテムを中心にビリッキーノ、ドンキー&ゴート、Lo-Fiのワインもご用意する事になりました。

この機会にぜひ素直でピュアな果実味のワイン達を楽しんで頂ければと思います。

イベント概略

ワインジャーナリストのジョン・ボネのカリフォルニアワインの新潮流について書かれた本“The New California Wine: A Guide to the Producers and Wines Behind a Revolution in Taste”のなかでも取り上げられているカリフォルニアの新世代の中でもトップクラスの生産者のBroc Cellarsのクリスが大阪にやってきます!今回は輸入元の富士インダストリーさまからの提案で、西天満のChi-Fu/Azでのイベントで、パセミヤ姉弟もお好み焼きを焼きに行きます!
今回はBroc Cellarsのワインを中心に、Donkey & GoatBirichino Wines、話題のLo-Fi Winesなどカリフォルニアワインの新潮流をご用意する予定です。素直でピュアな果実味をこの機会にぜひ。

”ブロックセラーズと愉快な仲間たち”

Facebook Eventページより

「人生で重要なのは出会いである」

かつてそのマスな造りが揶揄されたカリフォルニアから

突如イナズマのように現れた新興ワイナリー。

おおブロック・セラーズ、美しきワインたち。

ボーダーレスな現代を象徴するかのような自由な液体。

今回は生産者来日にあわせて正規代理店の富士インダストリー様とコラボ!

来日するブロックセラーズだけではなく

現在世界が注目する新世代カリフォルニア・ナチュールワインを

存分にお楽しみいただける立食パーティです。

当日はあの姉弟もお好み焼きを焼いてくれます(笑)!

詳細は随時更新しますがお申し込みはお早めに!!!

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日時:2017年3月14日(火) 18:30受付 19:00スタート

会場: Az (Az 公式HP)
大阪市北区西天満4-4-8 B1F
Google MapでChi-Fuの場所を確認
申込:06-6940-0617
会費:10000円 / おひとり(税込・飲食代)
※現金でご用意ください
※当日のキャンセルは全額ご負担いただきます

定員:50名

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輸入元の富士インダストリーのHPおよび資料より

オーナーで醸造家のクリス・ブロックウェイはネブラスカの出身で、オハマで生まれ育ちワインに興味を持つようになりカリフォルニアに移り住むことを夢見ていました。
彼はカリフォルニア大学デービス校に入学しますが、1990年代においてはまだワイナリーでの研修制度が確立されておらず、フレズノ校に編入しました。
その後いくつかのワイナリーで働き、特にローゼンブルムにおいて多くのことを学んだそうです。
ワイナリーのある郊外ではなく都会にワイナリーを構えたのは、ワインを造るうえで重要な
様々な情報を的確に入手できる環境である「アーバン・ワイナリー」こそが自分の求めていた
スタイルだと気付いた彼は2002年のたった25ケースのジンファンデルから、その歴史を
スタートさせました。
ブロック・セラーズはサンフランシスコから車で1時間程の対岸の貿易港がある
バークレーの街の中にあります。
この場所は倉庫が多く交通の便が良い為、購入した葡萄を運搬するには最適な環境と言えます。
つまりブランド・イメージにこだわらず単に倉庫を改装してワイナリーにしました。
もちろん醸造に不可欠な温度管理や排水、クリーンで働きやすい設備、オーク樽を保管する
温度管理等は合理的に整えてあります。
収穫シーズンになると方々の畑を飛び回り、理想的なタイミングで収穫された葡萄をトラックで
ワイナリーまで運びます。
一旦休ませてから、熟度、糖度、酸度など詳しいデータを分析し、その葡萄に合った最適の
醸造を心がけています。

ブロック・セラーズはブドウの生育に重要な固有環境や土壌の性質をワインに活かすことを最大の目標にしています。 ブドウが持つ本来の素質や特性を発揮する為に、持続可能な農法および有機栽培またはビオディナミ農法によるブドウが不可欠と考えています。
水はけがよく、適度にやせた土壌、急勾配のある斜面、冷涼な気候、樹齢が高いブドウの樹、灌漑されていないブドウ畑…などがワインに様々な要素を与え、造るワインの表現力を助けてくれます。
私たちの醸造所は必要最小限の設備を心がけています。つまりブドウ自身が語りかけてくれるのを最大限に尊重するためです。
現代的な設備はまったくと言って良いほど使用しません。収穫されたブドウは除梗せずに発酵槽に入れ、発酵が自発的に始まるのを待ちます。すべてのワインは伝統的なバスケット・プレスを経てボトリングされるまで、必要最小限の作業にとどめています。そして、酸化防止剤は一切使用しません。

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