6/24(金)のイベントのワインが決まりました!

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6/24(金)、パセミヤで開催するNZからの3人の生産者来日イベントのワインが決まりました!

さらに先日までNZで彼らのところで研修していた方が
スペシャルゲストとして山形からぶちかましに来る予定です。
いまから楽しみです。この機会にぜひ!

日時 2016/6/24(金)19:00〜
会費 おひとりさま1万円(料理・ワイン・税込、現金のみ)
定員 立食26名
場所 パセミヤ
〒530-6103
大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル3階
tel.06-6225-7464
お申し込みは、パセミヤで電話にてお承りします。

料理は羽山農園の羽山さんとパセミヤでご用意します。

当日のワイン(予定)
【Cambridge Road】
・2015 Naturalist(PN) /Martinborough (ロゼ・微発泡)
・2015 Cloudwalker Pinot Grigio /Martinborough(オレンジ)
・2012 Transit Venus Pinot Noir /Martinborough(赤)

【DON & Kibdeli Wines】
・2015 DON Pinot Gris Nelson /Nelson(オレンジ)
・2015 DON Pinot Gris Martinborough /Martinborough(オレンジ)
・2015 DON Pinot Noir Nelson /Nelson(赤)
・2014 DON Pinot Noir Martinborough /Martinborough(赤)
・2015 Kindeli Pet Nat (Riesling) /Martinborough(微発泡)
・2015 Kindeli Chardonnay /Martinborough(白)

【The Hermit Ram】
・ Muller Thurugau /Waipara(オレンジ)
・Sauvignon Blanc /Waipara(白)
・Carbonic Pinot Noir /Waipara(赤)
・Pinot Noir Whole Bunch /Waipara(赤)

以下、輸入元資料より
☆【Cambridge Road/Lance Redgwell】ケンブリッジ ロード / ランス・レッジウェル

1986年に設立されたケンブリッジロードはもともとブドウ農園。
ニュージーランドの北島マーティンボローのテラスに広がる5.5haのこの畑は、
街からほど近いエリアにピノノワールとシラーを植樹することからその歴史をスタートしましたが、
マーティンボローで初めて有機農法にチャレンジした農園としても良く知られている存在です。
元来フレイザーブロックという名前で浸透していた畑でしたが、
その高品質なブドウを自分たちのクラフトとしてワインに表現したいと言う情熱のもとに
ワイナリーとして新たなスタートを切ったばかりです。

ワインメーカーであるランス・レッジウェルはワイナリーのみならず、
畑を含めた全てをマネージしています。バイオダイナミクスによるプラクティス、
人為的アプローチを極力排除したシンプルな醸造は未だニュージーランドでは変人扱いされてしまいますが、
彼は我関せずといった姿勢で日々の積み重ねに精を出しています。
オレゴンのボーフレールを皮切りにタスマニアのパイパーズブルック、
ネルソンのノイエドルフで培った経験が彼の背中を後押ししているのは言うまでもありませんが、
「たとえ小さくとも美しい存在でありたい」とする信条がその鉄の意志を支えているのです。
「新たなる古典」とも評されるランスのワインはニュージーランドワインに対する既成概念を
破壊するポテンシャルを存分に秘めています。

☆【DON & Kindeli Wines / Alex Craighead】ドン&キンデリ ワインズ / アレックス・クレイグヘッド

当主アレックス・クレイグヘッドの祖父。ワイナリー名はここから

シドニー生まれのアレックス・クレイグヘッドは幼少期にニュージーランドに移住。
クライストチャーチで育った彼はキャリアを料理人としてスタートしました。
2001年にシェフとして西オーストラリアのスワンヴァレーに移り住みましたが、
同地で多くのワインを味わい、醸造家と密接な繋がりを持った事でワイン造りへの情熱が目覚め始めたそうです。
ワインへの熱い想いは彼をキッチンから切り離し、ニュージーランド・リンカーン大学へと誘います。
そこで醸造学と栽培学を修め、フランス・イタリア・スペイン・アメリカ・カナダと
各国でビンテージを含めた全プロセスを叩きこむ事になるのです。

世界各国を巡りながら様々なスタイルのワイン造りを体験し、
2011年にようやく生まれ育ったニュージーランドへ戻ってきたアレックスには一つの野心がありました。
それはニュージーランド最高の「ピノ」ファミリーを作り上げる事。
ワイラパパにあるマタヒウィ・ワイナリーを経て若干32歳の若さでアラナ・エステートの醸造最高責任者に抜擢されたのは情熱のみならず、
マタヒウィを一躍スターダムに伸し上げた彼の手腕が評価された結果です。

マーティンボローの雄アラナ・エステートを率いつつアレックス自身が本当に自分のために作りたいと願ってスタートしたレーベル。
それがドンです。今は亡き祖父の名に込めた彼の想いがワインの味わいに反映され、
未だオーセンティシティが蔓延する同国市場に一石を投じ、大きな波紋を呼んでいます。

☆【The Hermit Ram / Theo Coles】ハーミット ラム / テオ・コールズ
2013年。クレイターリムでワイン作りを一任されていたテオ・コールズは突如としてワイナリーを去りました。
ワイナリーで発生した火事の責任を無理矢理に背負わされすっかり嫌気がさしてしまったのです
(実際には彼に一切の過失はなく火事の原因は電気系のショートだと言われています)。
約150樽のワインが焼失(ボトル換算で40000本以上です)したショックはワイナリーに相当な爪痕を残し、
ニュージーランドに於ける近年最高の醸造家に成り得る才能とも言われていたテオはゼロからのスタートを余儀なくされたのです。

カンタベリー大学では化学、リンカーン大学では栽培学と醸造学を修め
レオヴィル・ラスカーズ、クンツ・バ、サンコム、フランソワ・ヴィラール、シルヴィオ・ナルディ等で
若き日を過ごしたテオはダニエル・シュスターのもとで人為的プロセスに一切頼らないあるがままの醸造に目覚めたと言います。

ワイナリー名は約10年前にテオがとある荒地に佇んでいた「年枯れた牡羊」に由来しています。
その得も言われぬ、力強くも儚く、野生に溢れながら知性も感じさせた雰囲気に魅せられ、
いつの日かそんなワインを作りたいという想いを抱いてきたそうです。
ハーミット・ラムは彼がようやく辿り着いた自身のレーベル。
ニュージーランドでは殆ど目にすることがない石灰質土壌の畑から収穫されるブドウに拘り、
卓越した品質のワインを作り始めています。
2015年、上陸するハーミットラムはニュージーランドワインの既成概念を破壊する新たな価値を齎してくれる事間違いありません。